工房 杢【神奈川県】-[出展位置65]

出展者情報
事業者名 工房 杢【神奈川県】
ホームページURL https://www.kobo-moku.com/
PR情報 1993年設立。国産無垢材のみを使い、家具全般を製作して来た。 お客様の希望によるサイズ、デザイン、樹種を聞き製作する「創作注文家具」を基本として来た。 とりわけ近年は、秋田県、新潟県産出の神代杉、神代欅、神代楢、神代栗などで、日々の暮しの中に溶け込む皿、茶碗、花器などを主に製作している。これらの材は数百年から2000年前後も土中に埋もれていた材であり、独特の色彩、風合を有している。これからもこの貴重な材によってより暮しを楽しく、しかも木の良さを深めていく製品、作品を製作していきたい。「比類なき家具作り」、「木々と共に在る暮し」の姿勢を貫いていきたい。
輸出実績
代理店の有無
商品情報
秋田杉焼黒漆四角皿【非食品】
杉(Cedar)は檜材と共に日本で最も広く使われてきた材料である。建築材としても多用され、日本の木文化の成立の基礎となった木材である。木目は変化に富んでおり、冬目と春目のバランスが美しい。 この四角皿は、バーナーで焼入し、そこに漆を施す事によって杉の木目を一層際立たせた。漆は5回から10回塗り重ね、熱にも傷にも強い。黒光りする木目は美しく、木皿に乗せた食べ物をより鮮やかにさせる。
黒柿杢抹茶椀【非食品】
日本の銘木の中でも最も稀少価値の高い材料である。 かつて「茶匠 千利休」が最も愛した木がこの黒柿である。 黒柿の材料は近年入手困難であり、材料価格も高騰している。全体を覆う黒色は、渋みの成分タンニンであり、辺材(シラタ)とのバランスが絶妙である。この黒柿を抹茶椀としたのは我が社が初ではないだろうか。 日本人が好む「渋さ」という表現は「侘び」、「寂び」にも通じている。自然がつくり出す何とも言えぬ、黒柿の肌文様をお楽しみ下さい。
鳥海縄文神代栗杢椀【非食品】
この神代栗は、日本の秋田県と山形県にそびえる鳥海山の大崩壊によって1000年から2000年以上地中に埋もれていた木材料である。一般に栗の材料は白色に近いが、火山灰の鉄分と反応し合って黒色に変化したのである。したがってこの栗椀は着色や焼入れはいっさい施していない。 漆を7回から10回塗り重ねており、日本酒やウィスキーのロックグラスとして最適である。